仙台福祉視察研修に参加させて頂いて
近野孝喜
○はぎのさとユニティ体験住宅を見学して
十年ひと昔というが、ふた昔ぐらいの御無沙汰にて訪問させて頂いた。当時は、福祉工場と福寿苑のみだったと記憶している。入場料をとるだけの事はある。
EVの工夫は○。しかし、トイレの横バーだけでは不安なので、やはりL字型のバーを付けて欲しい。
○西多賀病院について
山形県出身の筋ジス患者さんが28名位入所している筋ジス病棟は、全国の数ある国療病院のかなでもトップクラスです。欲を言えば、ナースステーションの造りがもっと開放的ならもっと良い。
○仙台メディアテークについて
EVの前の白い斜めの柱がどうも気になった。
視覚障害者が通るとき、ぶつかる可能性がある。
ハードの至らない点は、ソフトや人でカバーすると言っていたが、少し疑問が残る点だった。
仙台見学への感想
鈴木幸子
○せんだいメディアテーク
仙台駅から、5分で街の中に図書館があるのがうれしい。光のページェントのある定禅寺通りと一体になる様夏の間は、大型のガラス戸を開けたままにしているそうです。
仙台市役所の方々との話し合いで感心した事。
全部の課の職員と市民混合チームに、バリアフリーを理解してもらう講座を何回かに、分けて開いた。(各課に目標を示し参加してもらった。)
山形市でも、ぜひ来年度実行したいものです。
○仙台はぎの里バリアフリー体験住宅
建築されて早や、10年。平成9年10年頃まずバリアフリー住宅を理解していただく為に、協力会社、お客様その他多勢の方々を、何十回も山形から仙台まで御案内した頃が、なつかしく思い出されました。
その頃は、案内人も常駐されておりましたが、今回は、福祉のはぎ里まで、予約を入れないと開会しないとの事初期のバリアフリー啓もうの役目が、一段落したという事でしょう。
○西多賀病院
病院入口にいるネコ(野らでしょうか)に、入院されている方々が、エサをやり、楽しそうでした。
ロビーでは、車イスの方、ベッドで点てきしている方が面会していたり、中央のテーブルでは、高齢者二人が、持参した弁当を食べていた。
病院内が、自由なふんいきで、とても良かった。
外来の廊下の窓にそって、円形のイスが設置され心くばりが、見えた。
案内の婦長さんの説明によると、自分が食事したい場所で自由に食べて良いのだそうです。リハビリ室、図書室、屋外その他で。
昼食時のいそがしい時間の見学にもかかわらず、婦長さんの説明が、ていねいに、笑顔で案内してくれた。