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霞城公園 お出かけ日記1

車いすで巡る山形駅周辺~霞城公園南エリア


車いすで巡る山形駅周辺~霞城公園南エリア

 

霞城セントラルに駐車し、山形駅周辺~霞城公園まで観光ルートを車いす常用者の方と街歩きをしてきました。途中食事をとり2時間程度の散策となりました。山形の交通要所の山形駅から徒歩でいける観光スポットとしての霞城公園南エリアをご紹介いたします。

霞城セントラル駐車スペースは各階AとBの区画に分かれています。Aの区画に優先駐車スペースがあり、3Aに5台その他各階に1台の優先駐車スペースがあります。また山形駅・駅ビル利用の際は3Aの駐車スペースが、駅改札口への連絡通路階となります。 今回は霞城セントラル駐車場4Aに駐車しました。

エレベーターで1階へ降ります。

連絡通路で立体駐車場から霞城セントラル1Fに出ます。
車いすでは開けにくいドアです。  

霞城セントラル1F北出入口から外へ出ます。右側には授乳室と多目的トイレがあります。

車道と歩道の境に段差があります。自力で行くには厳しく、介助者に押してもらう必要があります。帰りは住宅街を通ることとします。


「お食事処つばさ」で昼食をいただきました。
出入りもスムーズにできて、ゆっくり楽しめました。車いすで利用できるテーブルは2卓ですので、お昼の混雑時を避けて開店と同時に入店しました。車いす用トイレはございませんので、霞城セントラルでトイレを済ませておくことをおすすめします。

霞城公園へ向かいます。この地区は「自転車片づけ隊」として第三中学校の学生がボランティア活動の成果か道路に放置自転車や障害物がありません。

南門から入ります。若干のゆるい坂道になります。

入ってすぐに多目的トイレがあります。

広さは十分ですが、オストメイトトイレはありません。


県体育館に沿って東向きに進みます。
フラットな道で進みやすいです。

山形城のお堀が見えます。

スロープを上り郷土館方角の南へ向かいます。

山形市郷土館(旧済生館本館)を見に行きます。
ここからは石畳になります。

標識はありませんが、奥に見える空地を優先駐車スペースとして使用できるそうです。
スロープは幅が狭く、電動車いすでは難しそうです。角度も急です。

古い建物なので苦労するところも多いですが、スタッフの方に声をかけると、手伝っていただけます。入館料は無料です。

空間ごとに段差があります。

展示室が並んでいます。

古い建物ですが、一階展示室を眺めることができます。

中に入るのは難しいですが、外からでも見学できます。

帰りは後ろ向きで下ります。

本丸一文字門から、本丸御殿広場へ入ります。

山形城整備計画中ですのでどのように整備されていくか楽しみです。

散策しつつ、南へ向かいます。

南門から出ます。

行きとは別の、住宅街のルートを通ります。車いすでの移動は、こちらの方がスムーズです。


西出入口から入ります。


スロープが長く、少し大変です。


「茶蔵茶房」でお茶をいただきました。

<まとめ>
 霞城セントラル駐車場から山形市郷土館まで、車いすを利用する方との往復2キロの散策には食事を時間を含め、2時間30分かかりました。山形駅周辺から徒歩でアクセスできる場所でもあります。駅での待ち時間などを利用して車いすの方でも気軽に散策できます。ただし、公園内には飲食店や休憩できるカフェなどはありませんので、ご飲食は持参するか駅周辺で済ませる必要があります。
 公園内に入る南門入口付近には緩い傾斜がありますので、車いすを押してもらうことになるかと思います。公園内に入れば、本丸付近の新しく整備されたところは段差はなく城壁などを眺めながらの散策を楽しむことができます。また、郷土館の見学時には、スタッフが段差の乗り越えやスロープの案内を手伝ってくれるようですので、お気軽にお声かけくださいとのことでした。 なお、霞城公園は山形市の「霞城公園整備計画」により改修工事が行われています。今後公園内の通路は新しく整備され車いすや、ベビーカーなどが今以上に散策しやすい公園となることでしょう。また数年後に整備の進捗状況をお知らせできればと思います。