山形市バリアフリーガイドマップの更新【多言語化】を公開しました

2021-12-1

  1. はじめに
    当該バリアフリーガイドマップは委員会発足(平成15年)時に開設して以来19年の間運営・更新を続けております。これまでも障がい者のニーズに応えるべく対応を進めながらパラスポーツ、アビリンピック、パラリンピックに加えてインバウンドの波が山形にも届くようになり当該マップの多言語化ニーズの高まりを感じておりました。

    コロナ禍で活動の自粛を強いられる中、『赤い羽根共同募金の「令和2年度使途分」』の採択を受け、令和3年度山形市福祉のまちづくり活動委員会の活動としてこの1年本事業遂行を進めてまいりました。この度その報告をいたします。

  2. 事業の概要
    私たちの勉強不足もあり本件を着想したのは数年前になります。当時はHPの多言語化は都度翻訳作業を経てそのバージョンをHPに掲載するのが主だったと記憶しています。
    赤い羽根共同募金の補助を受けての実現を考えた時は英文化のみを想定して申請書を提出して採択された経緯があります。

    採択を受けて改めてWebサイトにおける翻訳の現状調査を実施したところWebの技術・翻訳サービスの進化があり大手Googleの自動翻訳サービス(無料)では英文に限らず多言語まで対応していることが判りました。それを受け、この自動翻訳(特に英語)の精度の確認をしたところ固有名詞についての不適切な数カ所がある程度で十分に実用に耐えうることが判りました(当該事業連携先の山形市国際交流センターのレビュー結果)。

    また、市内に在住する外国人の数や当該HPへの外国人アクセス者のデータ分析から英文に加えて中国語、韓国語のバージョンにも当該サイトから簡単に展開できるような表記を加えることにいたしました。

    私たち日本人の多くは特段のニーズが無い限り外国語でWebサイトにアクセスすることは少ないのかもしれません。これを機会に多くの日本人の方々にも多言語化に対応した当該「バリアフリーガイドマップ」にアクセスする機会が増えることを願っております。 
  3.  

    以上



    山形市福祉のまちづくり活動委員会

     

 

国際交流センターでの会議

国際交流センター 会議の様子
(スマホでの翻訳確認)